機器分析センタータイトル

教員挨拶

若松先生

研究・産学連携推進機構
機器分析センター長 若松 馨 教授

 文部科学省の補助事業「設備サポートセンター整備事業」に採択され1年が経ちました.大学が保有する分析機器や科学機器の共同利用を,学内だけでなく近隣の大学や地域の企業まで拡張して,教育・研究・製品開発を活性化し,地域全体を元気にしようという試みです.
 平成28年9月に前橋工科大学・足利工業大学・群馬工業高等専門学校とともに,「りょうもうアライアンス」協定を締結することができ大学間連携の強化を始めました.また,地域の企業様からは技術相談・依頼分析・共同研究のお話をいただくことが多くなり,わずかではございますが手ごたえを感じているところです.
 今年度は,これら取り組みを更に深化させなければいけないと思っています.こんな取り組みをして欲しい,こんなところを改善して欲しいなどのご意見がありましたら機器分析センターまでご連絡ください.

2017年6月6日

林先生

研究・産学連携推進機構
機器分析センター 林 史夫 准教授

 2016年4月に着任し5年が経ちました。この間、文科省の「設備サポートセンター整備事業」「先端研究基盤共用促進事業(新たな共用システム導入支援プログラム)」の支援をいただきながら、地域の発展と本学の研究力向上を目指し努めて参りました。最初は4名での活動でしたが、「特有の技術」を持った技術職員を仲間に迎え、今では12名で活動しています。おかげさまで、群馬県をはじめ全国の企業からご相談をいただき、分析を依頼された試料数は60倍に、学内の機器も共用化を進め利用者のべ数は7倍に増加しました。また、地域連携チーム「りょうもうアライアンス」を前橋工科大学、足利大学、群馬高専と組み「取りこぼしの無い企業サポート」を合言葉に地元企業からの依頼分析や技術相談の相互紹介を進めてきました。今年1月に好事例として「まんがDEりょうもうアライアンス Vol.1」を発行しました.ぜひ一度ご覧ください(http://www.rimc.gunma-u.ac.jp/ryomo-alliance/)。もう一つ、学部2-3年生を対象とした技術力を育てる教育プログラム「マイスター育成プログラム」も軌道に乗り、新着教員のスタートアップ支援、依頼分析の迅速化、学内利用者の利用時間確保に成功しました。このような成果が得られたのは、多くの方々のご支援とご協力によるものと深く感謝しております。一方で、やればやるほど研究基盤をいかに維持していくか、皆様に良いものを提供できるか、新たな改善の必要性を感じています。

2020年4月