示差走査熱量測定装置 (DSC, NEXTA DSC600)
活用事例
- キャンディの原材料成分比による特性の変化
- ご飯,パンなどのもっちり感の評価
- こんにゃく等ゲル状食品の弾力性
- エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂の熱挙動(ガラス転移温度)
- 血管手術用のメッシュ繊維の特性評価
- 加硫ゴムの加硫度(加硫による架橋の度合)の違い
メーカおよび型式
(株)日立ハイテクサイエンス NEXTA DSC600
仕様
測定原理:熱流束型,温度範囲:-150~725℃,測定範囲:±100mW,感度:0.1μW,プログラム速度:0.01~100℃/min,雰囲気:窒素(マスコントロール),最大試料量:100μL(オープン容器), 15μL(密封容器), 40μL(簡易密封容器),オプション:比熱容量解析,オートサンプラ:最大50個
担当者
機器分析センター 田部井 由香里(内1140)
注意事項
- 初めて使用するときは担当者立ち会いでお願いします(事前の日程調整を希望します).
- 本装置の利用において,希望する測定温度や測定方法によっては液体窒素が必要です.また,専用の液体窒素ボンベを使用する必要があります.ご利用になりたい場合は,まずセンターに事前にお問い合わせください.