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XRD(X線回折装置)修理終了と統合粉末X線解析ソフトウェアのご案内

XRD(X線回折装置:RINT2200VF )は本体制御ボードの経年劣化によるトラブルが頻発していたため,制御ボードの入替,ボードに適した制御PC(Win10)へ交換しました.OSの変更に伴いこれまでの解析ソフトが使用できなくなったっため,統合粉末X線解析ソフトウェア PDXL Ver.2に交換しました.

統合粉末X線解析ソフトウェア PDXL Ver.2のカタログ(3ファイル)を添付します.
内容をご確認ください (注:定性,構造解析,クラスター解析は含みません.)
また,このソフトは弊センターXRD以外の装置で測定したデータでも解析できます.
(以下の拡張子 *.ras, *.raw, *.dat, *.asc, *.txt, *.xy)

今回は,解析ソフトのみの利用希望者がいる可能性を考え,幅広くメールをお送りしています.
ご利用の前には「XRD (X線回折装置)」の利用申請書の提出(http://www.trcia.gunma-u.ac.jp/guide_top/)をお願いします.
▶ RINT2200VFのみ使用予定
▶ RINT2200VFと統合粉末X線解析ソフトウェア PDXL Ver.2の両方を使用予定
▶ 統合粉末X線解析ソフトウェア PDXL Ver.2 のみ使用予定
いずれの場合も 「XRD (X線回折装置)」の利用申請書を提出してください.
(将来的には装置利用の申請とソフト利用の申請をわける可能性もあります.)

また,希望者が多ければ5月~6月に解析ソフトの使い方セミナーの開催も計画しています.
2019年度利用申請者に対して改めて希望調査を行う予定です.

修理したXRDと解析ソフトが皆様の研究・開発に役立てば幸いです.